こんにちは。体調を崩して寝込んでいました・・・皆さんも季節の変わり目ご注意ください!
麻布十番の
山田チカラに行ってきました。
http://www.yamadachikara.com/
赤坂『旬香亭』で修業を積んだのち渡欧。ミシェランの3つ星も獲得し、世界で一番予約の取れないと言われた"モラキュラーキュイジーヌ"(分子ガストロノミー)『エル・ブジ』のフェラン・アドリア氏に師事した彼がその貴重な経験を生かした和洋の創作料理です。
カウンターと掘りごたつが合体したような席と茶室というシンプルな場所でコースをいただきます。
何度か訪れるとその都度コースのメニューを変えるそうです。
1:まずはおしのぎ。白いご飯とごま豆腐。お箸は清められこれからいただくお食事が楽しみです。
2:ブルガリアのバラをふんだんに使った優しい味わいのマティーニとオリーブ。これはオリーブ油を使いその実に似せて作られたもの。
3:本まぐろ醤油ヌーベ。暗くて見にくいかもしれませんが手前右の小皿にはフリーズドライされたヌーベ(雲)のようなふわっとしたお醤油があります。これをまぐろにつけていただきます。
4:毛蟹、うに ロワイヤル。これはとろっ~とした食感の茶わん蒸しのようなかんじです。
5:マンハッタン クラムチャウダー。普通クラムチャウダーというとクリーミーな白色を思い浮かべますが、マンハッタンのものは赤いトマトスープということで赤みがかったスープに添えてあるパンと一緒にいただきます。
6:キノア。キノアというのであの穀物のキノアがパウダー状になっているのかと思いきや、フリーズドライされたフォアグラをコンソメスープをかけていただきます。写真のものにスープをかけ、まぜずにいただきます。
7:あいなめ、筍、えぞあわび。こちらは名前の通り旬の煮込んだ食材をいただきます。
8:佐賀牛。このくらいから意外とおなかが八分目になってきます。美味しいお肉とスチームされた緑の野菜。
9:五島うどん。長崎の五島列島の普通のうどんよりも細く断面が丸い美味しいうどんです。
10:デザート。この日はマンゴープリン。
そしてこの後和の雰囲気が優雅なお茶室で何種類かのお茶から選んでゆっくりとできます。
全体的に私には味が濃く感じましたが、和洋折衷でいながら食材を生かした美味しい料理でした。
そのほか希望を言えば、是非オープンな調理場でモラキュラーキュイジーヌの創造性も楽しめればと思いました。
モラキュラーキュイジーヌといえば是非お勧めなのが、マンダリン オリエンタル 東京の
"タパス モラキュラーバー"!
http://www.mandarinoriental.co.jp/tokyo/dining/molecular/こちらは独創的な想像力で作られたお料理がショーのように次から次へと登場します。カウンター席のお客様と作り手が楽しめる他にはない特別な場所です。